早朝の勉強会から始まり、上場まで共に走り続けた日々

株式会社NLINKS
栗林憲介社長、花井大地専務

2010年に創業した株式会社エヌリンクスは、最高の「WEB×リアルカンパニー」を創造するをテーマに活動する事業会社。
テクノロジーを活用した独自性の高いネットメディアやサービスの運営、そしてBtoC向けの商社機能をもつコンシューマ向けサービスの総合企業。

———渡邉との出会いは?

花井専務:2013年か14年か、それぐらいだったと思います。当時弊社は3期目か4期目で、栗林が上場を目指しはじめたんですよ。それで、上場するためには監査法人の方の手伝いが必要だということで、知人を通して直さんを紹介してもらったのが出会いですね。

———当時、会社が手がけていたことは?

花井専務:営業代行とメディア事業です。当時、上場するに耐えうるような中身もなかったですし、僕らはSWOTとかフレームワークが全然わからなかったんですよ。だから他の方だったら絶対断られていただろうなって思います。直さんは、そんな僕らに一つ一つ丁寧に教えてくれて。紹介いただいてから1ヶ月くらいですかね。朝7時とか早朝に僕に事業の作り方とか、分析の仕方とか、どのフェーズで何をしていくべきか、とかを説いてくださって。まだお仕事をお願いする前だったんですが、ずっとお付き合いしていただいてました。

渡邉  :当時、始業が9時半だったので、それまでの時間を使ってやってましたね。

花井専務:もう本当にありがたくて。「会社の強みってなんだ?」「弱みってなんだ?」ってめちゃめちゃ考えましたね。

———当時の花井さんの印象は?

栗林社長:僕はその会には出てなかったんですけど、大地が日に日に頭良くなっていくなっていうのは感じてましたね。ちょっとずつ学んだことが自然と出てくるのか、戦略とか使う言葉とかがだんだん変わってきて。

渡邉  この朝の活動って他の会社さんにもやったりしていたんですが、1ヶ月続かないところもあったり、そもそも「これをやってきてください」って出した宿題をやってこない場合もあったりするんっですよね。それを花井さんは淡々とやってきてくれてましたね。

花井専務:会社にとってはもちろん、僕個人のスキルとしても、プロ中のプロの人に教えてもらえるなんてラッキーだなと思ってやってましたね(笑)

渡邉  :私にとってもすごいいい勉強になったんですよ。やっぱり本で読んで自分で勉強するのと、人に伝えたり教えたりするのって違うじゃないですか。当時は私もペーペーだったので、一緒に勉強させてもらいながらやっていた感じですね。